最愛の母を失い、妻も娘もエルビスの元から去っていった。このやり場のない孤独感から、身近な幸せを求めるようになった。それは、大量に食べること!!食べている時だけが、エルビスの寂しさを癒した。彼の家では24時間3シフト制で常にコックが待機していたそうです。エルビスは夜型人間で昼間は寝て夜起きていたため夜のコックがほとんど彼の料理をしていた。彼は母の味を恋しがり、ピーナッツバナナサンドが大好きだった(アドラー氏)。
<母親グラディスの特性サンド>
食パンを油でじっくり揚げた後に、更にバターとピーナッツバターを塗り、その上にバナナをのせ、仕上げに砂糖を振りかけた特性サンド。
異常ともいえる食欲でエルビスはそれを食べ続けた。以前、ブログでも世界一のリバウンド男として取り上げたマイケルへブランコさんも、最愛の母の死のショックから逃れるために食べ続けたと言っている。食べているときだけは悲しみを忘れていられたという。エルビスも同様に食べることで寂しさや悲しみから逃れようとしていた。エルビスの過食は益々進み、1日1万5000Kcalを摂取するようになっていた。すると体重は軽く100kgを超え、スリムだった頃の面影は消えていった。そしてエルビスも母親と同様に肥満に悩むようになっていった。
肥満体となったエルビス、多くのファンをガッカリさせないように、コンサート2週間前になると絶食状態にすることで、無理に体重を落とそうとしていた。そしてコンサートが終了すると、あらゆる食べ物を貪り食べるようになった。
<巨大サンドイッチ伝説>
デンバーにあったサンドイッチの店のサンドイッチ。長さは80センチあるフランスパンに溶かしバターを表面に塗る。そしてオーブンでこんがり焼いた後に、パンを切り開く。そこにピーナッツバターを1瓶丸ごと塗りたくり、更にイチゴジャムを1瓶丸ごと塗りたくる。そこにカリカリベーコンを450g敷き詰めた特性サンドイッチ。これをしったエルビスは自家用ジェットを飛ばしてわざわざ食べに行った。大人数で食べる特性サンドをエルビス一人で食べきった。
【デービッド・アドラー氏】
偶然にエルビスのお抱えコックと知り合う。そこで当時の話を聞くとエルビスは、かなり無謀な食生活だったことが判明。エルビスは無謀な食生活によって死んだと語る。
私の食生活もエルビスと類似していたので、肥満になったのは当然ですね。それにしても母親のつくった特性ピーナッツサンドは美味しそうですね。以前の私なら間違いなく飛びついてます。映像でもあったように、食パンをディープフライにするという発想はなかったですね。そうすることで中まで油が浸透して表面はカリッと仕上がるのでしょう。そこにあま~いピーナッツバターと仕上げに振りかけた砂糖。考えただけでも炭水化物中毒の私にはたまりません。含まれる砂糖と植物性脂肪を多量に含んだドーナッツに近いのでしょう。
重要なので何度も繰り返しとなりますが、精製炭水化物(砂糖、小麦粉)と脂質(硬化油)の組み合わせは最悪です。体内に取り込まれた際に最悪の挙動を示します。もし糖質をどうしても食べたい衝動があった時には、食べてもいいですが、脂質をカットしましょう。蛋白質と脂質の組み合わせは問題ありませんので、硬化油とオメガバランスを考慮して食べ分けると良いと思います。このピーナッツバターサンドは魅力的ですが、くれぐれも手を出さないように心がけたいと思います。皆様も体に悪いので、避けることが賢明です。
さて、このエルビスの食生活で極端な肥満になっていった背景には、貧しいながらも愛された幼少時代が関係しています。家庭の経済状況と肥満には相関関係があると以前のブログでもふれておりますので参照してください。エルビスが住んでいたメンフィスはキング牧師が暗殺された場所でも有名なように黒人の方々が多く住んでいた地域です。その影響を受けながらエルビスの音楽性と肥満体型は培われたのでしょう。当時のエルビスは貧しい家庭の経済状況から価格の安いジャンクフード類を口にすることが多かったことが考えられ、それが母の味となっていったのでしょう。日本マクドナルドの藤田田元代表の言葉でもあるように、子供の時に形成された食習慣は大人になっても変わらない。その食習慣は次の世代の子供に引き継がれると断言しています。だからマックは子供向けのサービスが多いのでしょう。
このことから経済的に豊かになり、贅沢な食生活を送ることができる環境になったにも関わらずエルビスは食習慣を変えることはしませんでした。きっと贅沢な食事では寂しさを紛らわすことが出来ず、満足しなかったのでしょう。
<エルビスの肥満原因>
1.精製炭水化物(砂糖、小麦)と植物油(硬化油含む)を多量に摂取していた。
2.コンサート前に知識なく絶食し体重をコントロールしていた。
3.コンサート終了すると過食を繰り返した。
つまり体思いでない食習慣と、過食と絶食を繰り返したことで、リバウンドを繰り返した形で肥満が加速していったのである。
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